マルタ島から5km離れたゴゾ島はフェリーで約30分。3万人が住む小さな島には歴史、農業、漁業がギュッと詰まっています。マルタ本島には移住者や、季節労働者、留学生が住んでいますが、ゴゾ島に住むほとんどは地元マルタ人です。
農業と漁業が盛んで、マルタ本島よりさらに静かで長閑でローカルな雰囲気が漂っています。 マルタ本土に住む人たちも、文化、伝統、そして息を呑む海の景色に包まれた静かな週末を過ごすためゴゾ島にやって来ます。
建造物・教会
ヴィクトリア チタデル要塞と大聖堂
ムディナやスリーシティーズと同じくマルタストーンで囲まれた小路を歩くのが楽しい城塞の街。買い物、飲食、宿泊すべてが揃うので、ヴィクトリアを起点に旅行する人が多いでしょう。
ゴゾ島を見渡す高台と、大聖堂は必見です!
タ・ピーヌ教会(Ta' Pinu).
広大な土地にポツンと建つ静寂で厳かな大聖堂。
「奇跡の教会」と呼ばれ、病気を治す祈りのために訪れる信仰者が多いそうです。
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ジュガンティーヤ神殿(Ggantija Temples)
マルタには専門家にとって興味深い巨石神殿がたくさん残されています。
地中海沿岸では最も古いと言われる紀元前40世紀の建造物で、巨大なサンゴ質の石灰岩が積み上げられています。
世界遺産ではありますが、限られた時間の中で優先したい場所なのか考えて決めましょう。
ヴィクトリアからバスで10分ですが、バスが少ないので注意。
海岸・ビーチ
クレンディ(Xlendi)
小ぢんまりとした湾とビーチ、その周辺は波の浸食によって切立った崖が続く景勝地です。
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マルサルフォン
ゴゾ島で1番人が集まるビーチです。マルサルフォンはビーチだけでなく、ゴゾ島を代表する漁港や塩田も広がっています。
海岸沿いを数時間歩くだけで、いろいろと面白いものが見れるので散歩するには楽しい場所。
周囲にはレストランや飲食店が並び不便なく過ごせます。
真夏は多くの人で賑わうので避けたほうがいいかも。
ラムラビーチ(Ramla Bay)
オレンジ色の砂浜で、南海岸とは違う雰囲気です。こちらもリゾート地として夏は人が溢れます。
Wied il-Mielah
2017年に崩壊してしまったアズール・ウィンドウ(Azure Window)に似た、海の上の自然な巨石のアーチ。海側(ボート)から見ればいくつもアーチがあるそうです。
この辺は奇形の岩石が多く、ゆっくりハイキングしながら見るのがおすすめ。
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特産物とお土産
ゴゾ島といえば、塩とはちみつ!本土でも生産していますが、ゴゾ産のほうが安くて「ツウ」です( ・ᴗ・ )

国の収穫祭と 農産物が並び、演奏、クラフトマーケット、花火、馬レースなどが催されます。https://www.visitgozo.com/events/nadur-festa/
交通
本島と同じくバスが各地を走っていますが1時間に1本の場所も多いので、日帰りや1泊での滞在者には慌ただしいかも。フェリー乗り場(Mgarr)とビクトリア間のバスは頻繁に走ってます。
フェリー乗り場前にあるMTSでは車、バイク、電動自転車のレンタルができます。
日帰りや1泊の方におすすめの周遊方法!
ゴゾ島★フェリー付き!マルタの魅力が凝縮されたゴゾ島を公認日本人ガイドと一緒に巡るプライベートツアー
観光地だけでなく、住宅地や教会の側に小さなパブやスナックがあり(飲み屋という意味ではありません)、朝から伝統的なチーズケーキとお茶を楽しめます。マルタはヨーロッパの中でも親切で穏やかな気質の人が多く、ゴゾの島人(Gozitans)はさらにフレンドリーで大らかな感じです。1週間以上マルタを旅行するなら、牧歌的な魅力を満喫するためぜひ2泊してほしい島です。