
5月後半からじわじわ観光客が増え、6月にはトビシマカンゾウを見る団体客がどっと押し寄せます。佐渡島6月の平均最高気温は25℃以下で、最も快適に佐渡の山も海も楽しめるシーズンです。
大野亀トビシマカンゾウ
佐渡島を代表する観光として大野亀のトビシマカンゾウは外せません。5月末頃から徐々に咲き始め、6月中旬まで楽しめます。海岸沿いや大佐渡スカイライン沿いでも見られます。駐車場が小さく、周辺にお店もないのでコンビニで何か買っていくのがおすすめ。




あじさい 蓮華峰寺など

「あじさい寺」と呼ばれる蓮華峰寺には国の重要文化財や有形文化財があります。6~7月にかけて境内や周辺一面が紫陽花に覆われます。そのほか相川や宿根木の小路、海岸沿いでも見られます。








花菖蒲
佐渡植物園の花菖蒲園では6~7月に40種類の花菖蒲を楽しめます。田んぼ脇にも咲いていることが多いですね!




ハクサンシャクナゲ
大佐渡を縦走すればたくさん見られますが、ドンデン山(尻立山)近くでも手軽に楽しめます。近年はいまいち蕾が少ないようです。



京町音頭流し 「宵乃舞」
佐渡島の鬼太鼓に並ぶ文化「佐渡おけさ」。相川地区の京町通りで開催される宵乃舞は、薄暗い小路をぼんぼりの淡い灯りが照らし生演奏と唄声で優雅な舞いを観覧できます。2025年は6月6・7日開催。



高山植物
雪もなくなり完全なトレッキングシーズンとなります。場所によってはまだザゼンソウ、キクザキイチゲやカタクリを楽しめるのも驚きです。メインはオオイワカガミの花道とサンカヨウでしょうか。縦走路にずっと続くイワカガミ道は本島ではなかなか見られない群生です。








能舞台


なかなか見る機会のない能舞台。佐渡島では庶民娯楽としていまでも地域の人々自ら演じる民間能は一度見る価値はあります。立派な能舞台が点在し、日本にある舞台の1/3が佐渡に集中しているそうです。
6月は牛尾神社、羽茂まつり草苅神社、両津、世阿弥ゆかりの正法寺で行われます。
https://www.visitsado.com/event/?month%5B%5D=6
6月の佐渡はまだ涼しく観光のピークでもないので「穴場」シーズンとも言えます。島中に花が咲き誇り、島芸能イベントも多いので佐渡を満喫するのにおすすめです!

