佐渡の高山植物ハイキング アオネバ登山道、栗ヶ沢登山道

佐渡島の高山植物については、どの登山ルートを歩いても本島では信じられないほどの花の群生をみることができます。車道沿いでも咲いていますがほとんどの人は見過ごしています。
佐渡島内ではトレッキングが盛んではないため、装備、情報、体力のない人にマイナールートはおすすめしません。ピンクテープはありますが、雪解け直後はわかりづらい箇所がたくさんあります。

どちらのルートも携帯の電波がほとんどありません。残雪時に1人で行くのはおすすめしません。

花盛りの高山植物を見るために一番メジャーなハイキングルートは「アオネバ渓谷の登山道」です。両津港からは20分ほどで登山口に到着します。

登山口から稜線までの標高差は500m、マトネはさらに100m上がります。通常の往復は4.5時間ほどですが、花盛の5月はアオネバ十字路から積雪の可能性があります。マトネに格別な眺望があるわけではないので、十字路で引き返しても十分と思います。

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あまり知られていませんが、もし車があればオススメしたいのが栗ヶ沢登山道です。金井側から大佐渡スカイラインに入り、急登が始まる手前が登山口となります。
金北山まで片道3時間かかるルートとなりますが、大佐渡スカイラインの開通を待つと花見が終わってしまうのでこのルートを歩く人も多いのです。アオネバと同じく途中から積雪の可能性があるので神子岩あたりで引き返してもいいと思います。車は3~4台しか駐車できません。

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佐渡にはトレッキングに詳しい人が極めて少なく、ホテルや観光局員は観光者と同等レベルの情報しかありません。
積雪状態や道路開通などは必ずトレッキング協会に確認してから向かいましょう。

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