初めて佐渡旅行プランをたてたとき、フェリーや港の違いがわからなかったので簡単に説明します。
新潟航路(新潟ー両津)


- 運航期間:通年
- 船の名前:ぎんが、つばさ、すいせい
- 運行時間:67分
とにかく早く到着したい、料金は気にしない、車やバイクは持ち込まない人はジェットフォイルがおすすめです。料金は一般フェリーの2.5倍になりますが、1時間で到着します!
- 運航期間:通年
- 船の名前:おけさ丸、ときわ丸、こがね丸
- 運行時間:2時間30分
少しでも安く、ゴージャスなフェリーでゆっくりと渡航したい、車やバイクを持ち込む人向けです。
2時間半で到着するので、景色を見てぼーっとしていればあっという間です。
たった2時間半なのに部屋クラスが分かれていて、スイート、特級、1等、2等と選べます。スイートは16000円以上、2等は最安の3000円で雑魚寝スペースになります。私はずっとデッキにいるので、1番安い2等を選びます。

フェリーによって雰囲気が違います。
直江津航路 (直江津ー小木港)
直江津航路にはジェットフォイルがないので、「こがね丸」一択になります。これも部屋クラスが分かれています。
この航路は欠航や遅れが多く、冬季は営業していません。 東北や下越・中越の人以外は直江津港の方がだいぶ近く感じますね。
- 運航期間:2024年3月29日~11月17日
- 船の名前:こがね丸
- 運行時間:2時間40分
両津港と小木港どちらがいいか?

歴史としては小木港のほうが古いのですが、現代の佐渡島のメインルートは新潟港ー両津港といえます。直江津港や小木港はこじんまりとしていて、フェリーの本数も少なく、売店なども小さめ。車があれば直江津航路のほうが気楽で簡単に乗り降りできるイメージです。小木港周辺は無料駐車場があり、地元の小さな飲食店も歩いていけます。さらに小木港周辺のほうが小さいながらも宿泊施設がいくつもあります。両津港周辺は飲食店も宿泊施設も寂れた状態で、駐車場がない不便な地域です。
佐渡島でレンタカーやバス・タクシーを利用する人は両津港に到着したほうがいいでしょう。ほとんどのレンタカー営業所も両津港前に集中しています。小木港のレンタカーは限られているので早めの予約がおすすめです。
直江津港ー新潟佐渡汽船ターミナルまでの距離
直江津から新潟港まではかなりの距離があるので、車やバイクを持ち込む人は絶対に直江津港利用がおすすめです。
新潟市内は渋滞するので時間帯によっては2時間かかります。
車(高速道路利用):1 時間 33 分 (126.9 km)
電車+バス 2時間半~3時間半
両津港ー小木港までの距離
車 1 時間 (41.4 km)
バス 2~3時間 直行バスなし
時間のない旅をする人→ジェットフォイル
ツアーやレンタカーの予約をしている人→両津港
冬季に佐渡島へ行きたい人→両津港
車やバイクを持ち込む人(東北、下越・中越在住者以外)→直江津航路
港町をゆっくり見て歩きたい、港前で安く泊まりたい→小木港