佐渡島を知ろう おすすめ博物館や資料館

佐渡歴史伝承館

ツアーや修学旅行の固定スポットとなっている歴史伝承館。歴史と言っても江戸・明治時代や侍合戦ではなく、平安~室町時代の文化がメインとなります。江戸以降は佐渡と言えば「佐渡金山」の情報ばかりになりますが、それまでに佐渡に伝わり今でも継承される奥深い佐渡文化のルーツを知るにはこの歴史観が1番わかりやすいです。

両津郷土博物館

加茂湖・両津湾の漁師用具や揚浜塩田の様子、木工・竹細工道具、さらに佐渡島の伝統芸能や信仰に関する文化財が展示されています。佐渡島の「手仕事」の様子が再現された博物館です。

佐渡国小木民俗博物館

明治以降は両津港が佐渡の玄関口となりますが、それまでは小木港が西廻海運や金銀輸送の主要港でした。港前の商業地区は今でも名残があります。
大正9年築の旧宿根木小学校が再利用され佐渡国小木民俗博物館として貴重な資料や漁業道具を公開しています。

幸丸展示館

佐渡最後の和船として昭和36年まで運行していた商業船で迫力があります!

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佐渡金山関連の博物館

佐渡奉行所

江戸幕府が金銀と佐渡国を治めるために設立した奉行所を再現したもの。版画美術館の前にあります。

きらりうむ佐渡

佐渡金山に行く前に立ち寄るのがオススメ。展示品ではなく、映像で金山の紹介をしています。子供の団体学習向けのイメージです。

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版画文化

佐渡といえば「版画」!相川の佐渡版画村美術館には佐渡で版画運動を行った高橋信一氏の遺作や、島民によって表現された佐渡を感じることができます。佐渡島では毎年「はんが甲子園」が開催されるほど盛んで、フェリー乗り場や各ホテルで圧巻の版画作品を目にすることが多いでしょう。

https://www.visitsado.com/spot/detail0033/

大川屋外版画美術館

個人的にお気に入りの集落美術館です。地元の人々による版画が集落の家屋に飾られ、写真パンフレットよりも地域の情景がわかる素晴らしい美術村です。両津から時計回りに佐渡一周線(45号)を走っていれば必ず目につきます。車があればぜひ立ち寄ってください!

島内の老舗ホテルに古美術

老舗旅館やホテルには佐渡にゆかりのある文芸人らの作品が並んでいます。特に相川のホテル万長のギャラリーは一見の価値あり!高村光雲、勝海舟、良寛、狩野山楽、与謝野夫妻など名だたる文化人の美術品が並び、さらに平安中期に彫られたとされる高僧“恵心僧都”の仏像は必見です。立ち寄りだけでも観覧可能。

ホテルニュー桂にも廊下にずらりと美術品が飾られています。

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https://www.hotel-mancho.jp/facilities/